猫の抜け毛は正常?原因と動物病院に相談する目安

猫の毛が抜けるのは、換毛やグルーミングに伴う自然なことがあります。室内で暮らす猫では、一年を通して少しずつ抜けることもあります。ただし、急に抜け毛が増えた、地肌が見える部分がある、かゆみや赤みがある場合は、単なる換毛と決めつけないようにしましょう。

猫の抜け毛が増える主な理由

季節の変化で抜け毛が目立つことがありますが、その量には個体差があります。毛の長さや飼育環境だけで、健康上の問題かどうかを判断するのは難しいでしょう。グルーミングで飲み込んだ毛が便に混じることや、ときどき毛玉を吐くことはありますが、繰り返す嘔吐は正常と考えないでください。

過剰なグルーミング、ノミなどの寄生虫、皮膚の感染症やアレルギーも、かゆみや脱毛の原因になることがあります。見た目だけで原因を特定するのは難しいため、症状が続くときは獣医師に相談しましょう。

自宅でできるケア

  • 無理のないブラッシングを。猫が嫌がらないブラシを選び、毛の長さに合わせてやさしく整えます。皮膚をこすったり、毛玉を無理に引っ張ったりしないでください。
  • 皮膚や体調の変化を記録。抜け毛が始まった時期や場所、かゆみ、フケ、赤み、食欲や行動の変化を観察し、必要なら写真に残します。
  • 総合栄養食と新鮮な水を。抜け毛対策としてサプリメントを与えたり、フードを切り替えたりする前に獣医師へ相談しましょう。
  • シャンプーは必要な場合に限る。人用シャンプーや猫に適しているか分からない製品は、皮膚を刺激することがあります。

動物病院に相談したいサイン

部分的な脱毛、強いかゆみや繰り返す舐め行動、傷・かさぶた・分泌物、広がったり悪化したりする皮膚の変化があれば受診を検討してください。食欲低下、元気がない、体重の変化などが同時にある場合も相談しましょう。何度も吐く、吐こうとしても吐けない、ぐったりしている場合は、早めに動物病院へ連絡してください。

あごに黒い点や炎症が見られる場合は、猫のあごニキビのケアガイドもご覧ください。皮膚の問題は原因によって必要な対応が異なります。

参考情報